Dinosaurs in the Bible - Bill Hicks


◆原文

いい報せだ
ジョージ・H・W・ブッシュが退任し、12年間続いたホワイトハウスでの
キリスト教原理主義にケリがつくようだ

神よ、感謝します
ついに私の祈りが聞き届けられたのですね

レーガンのもとで副大統領やってた頃、やつはこう祈ってたろうな
「主よ、お助けください」
「主よ、こんなクソひどい冗談があるでしょうか」
「このド低能なB級俳優が我が国の大統領だなんて、ひどすぎる!」
「御手で私のケツをつねって、これが夢ではないことを証明してください、主よ!」
祈った甲斐があったってワケだ

ステキだよな、マジでステキだ
キリスト教原理主義者いわく、この世には一万二千年の歴史があるんだってよ

ようし、考えてみようじゃないか
彼らに尋ねてみよう、「なぜ一万二千年の歴史が?」と
そしたら「我らはアダムとイブの血族だ」
「そこから逆算すれば、だいたい一万二千年だ」ときた

わお、科学的な論拠だね ぐうの音も出ねぇや
「この世界には一万二千年の歴史が?」
「そのとおりだ」

「なるほど、では質問をさせていただいても?」
「かまわんよ」

「たった一言で済む質問なので」
「言いなさい」

恐竜。

聖書に一万二千年の歴史すべてが書かれているなら、
なぜ恐竜のことが取り上げられてないんですかね?

誰かが削除しちゃったのかな?
このクソ素晴らしい本の中の誰かが

イエスとその使徒たちが、
ナザレへの道を歩いているときだった
しかし、見よ、巨大なブロントサウルスが
行く手を遮ってしまった
その前足には巨木が突き刺さっていた

使徒たちは叫んだ、「主よ、なんとバカデカいトカゲでしょう」
ルカは言った、「このことは書き記しておかなくては」
マタイも言った、「そうだ、書き記さなくては」
しかしトマスは言った、「私は見たものを信じないぞ」
テモテはトマスに肘鉄を食らわせた、
「バカデカいトカゲが見えないのか!」

しかし、イエスは恐れなかった
ブロントサウルスに刺さった木を取り除いてやり
イエスと恐竜は友人となった

イエスは、恐竜を故郷である
スコットランドの湖に帰らせた

長い年月が経つと、アメリカの親子連れが
大金をはたいてネス湖の怪物を見物するようになった

スコットランド人は主を讃えた、
「主よ、感謝します」と

一万二千年の歴史について、俺は尋ねた
「恐竜の化石が残ってるのはどう説明するんだ?」

奴はこうきた、「主は私の信仰を試すために化石を残された」
「あなたが来たのも、主が私の信仰を試すためなのだ」ってさ

ようやく連中の言いたいことがわかったぜ
要するに、主は俺らの脳味噌をファックしてるってことだろ?
そう考えなきゃおちおち眠れもしないんだろ?

主は必死こいて化石をお埋めになり、
「これで信仰を持った者が明らかになるぞ
 私は何とイタズラな神なんだ! ホホホ」
「私は死んでみちゃったりもするぞ、ホホホ」

主は死後に聖ペトロのもとへ赴かれ、言われた
「あなたは恐竜を信じるか?」
「はい、信じます。そこらじゅうに化石がありますから」

ドーン! アアアー!
「なんということだ、愚か者め!
 存在しないに決まっておろうが!」

「空飛ぶ巨大なトカゲだと、バカめが!
 こんなものは最も簡単な天界ジョークだ!」
「だってホンモノっぽかったんだもんー!」
叫びながら、ペトロは火の海に落ちていきました

創造論なんかを信じてる連中がいかに
退行した知性の持ち主か、わかったろ?

両目を閉じ、毛深い手足で
「神が私を創造なさったのだと信じます」
「それにしては随分焦って創られたようですが……」

今では女性も聖職に就けるようになった、どう思う?
女性聖職者、すごくいいことだと俺は思う。だろ?
そのうち両性具有の司祭とかも出てくるんじゃないの、知らねぇけど
キンタマが三つあっておっぱいが八つある奴でもいいよ、
俺の知ったことじゃないね
魚みたいなエラにゾウみたいな鼻がついた司祭がいたら、
そんな見世物、絶対見たいよね
いずれにしろ、俺には関係ないってこと

あんたがたの奥ゆかしい慣習や迷信は尊重するよ、
その間、俺は進歩的に生きる人間として、
ひとりで心の中にある知識の光と向き合うからさ
横合いから突っ込むようなことはしないでくれよ

ハハハ、でもスーツをばっちりキメて教会に行くっていう
あんたがたのゲーム、俺は評価してるんだぜ
でも、そこにはあんたの脳をファックしようとしてる
「生ける神」がいるってことを忘れるんじゃないぜ
聖書には恐竜のことなんてどこにも書いてないんだからな
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